マンション投資や先物取引などの業|ファンタスティックファイナンス

グラフ

リスクヘッジという手段

価格変動リスク対策として

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先物取引は、農業や漁業などにおいて、価格変動が起きても損失が出ないように自己防衛するために生まれた取引です。特に農業では、植物の育成を開始してから収穫するまでに長い時間がかかることによる損失を穴埋めするために先物取引を利用する場合があります。 米を例に上げてみましょう。春。田植えの時期に農具や稲を購入し、肥料や農薬を巻きながら生育を管理し、秋に収穫しますが、収穫までにかかった費用は稲刈りした米を販売することによって始めて回収できます。 ところが、豊作や不作によって米の売却益が想定に達しなかった場合、それまでにかかった費用を回収できなくなります。つまり赤字になってしまいます。 そこで、先物取引を利用して想定価格に達しなかった場合の穴埋めをします。

その穴埋め方法とは

先物取引でどうやって穴埋めするのでしょう。米農家にとって穴埋めしたいのは米の価格下落です。価格が下落した分だけ利益が得られれば±ゼロです。 先物取引で買えるものとは、ある商品を「決まった価格で買う権利」です。そこで、米が値下がりしたときに利益が出る米先物を購入しておくのです。もし、実際に米の値段が下がった場合には、米の売却益は減りますが、先物取引では利益が出ますので、±ゼロになります。 逆に、米が想定以上に値上がりした場合には、米で利益が増える一方、先物の方で損失が出ます。この場合も、やはり±ゼロ、というわけです。 このように、価格が変動するリスクを減殺することを「リスクヘッジ」と言い、本来の先物取引はこのような用途で使われてきました。